2022年11月9日水曜日

j事業報告 玉川公民館 人権教育研修会

  ヤングケアラーについて 

   講師:南区生涯学習推進課 人権教育推進員 高田浩平先生

ヤングケアラーとは

一般に本来大人が担うとされている家事や家族の世話などを日常的に行っている子どものこと(厚生労働省)

子どもの人権から見るヤングケアラー

子どもには、「健康を守る権利」「教育を受ける権利」「育つ権利」などの権利があります。これらの権利を侵害されている子どもについては、その子どもの権利を守るために必要な支援を行い、子どもの権利回復・権利保障に努めなくてはなりません。

DVD視聴「夕焼け」作品テーマは「だれもが人権尊重される社会を」

【概要】幼い弟の世話や家事に追われる生活にしんどさを感じつつも、「家族のことは家族でするのが当たり前」という思い込みから、気持ちを押し殺して生活しているヤングケアラーの主人公が、元ケアラーとの交流により、自分の状況や本当の気持ちについて見つめ直し、将来に向き合うための一歩を踏み出します。ケアは、他人事ではなく、誰もがケアする側にもされる側にもなります。年齢、属性を問わず、共に助け合える「だれもが人権尊重される社会」の実現をめざすことを目的とした人権啓発ドラマです。

 ドラマを視聴したあと、高田先生の話を聞きました。「ヤングケアラーの状況なのか」「将来にどんな影響があるのか」「その子どもに必要とされる取り組みはなにか」など、たくさんのことを学びました。
 参加した皆さんの、真剣な様子がみられました。